出口のない海

横山秀夫著 人間小説?
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2006年09月03日(Sun)
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出口のない海

横山秀夫の小説は「人間小説」だと思っているのですが、横山秀夫のホームグラウンドである警察を離れてもその持ち味が十分に発揮されていて、横山秀夫の底深さを感じさせる作品です。

主人公、並木は甲子園の優勝投手です。
ところが、大学入学後に肘を痛め速球の代わりに魔球を生み出そうと最後まで諦めずに取り組みます。
そこにポイントで絡んでくるオリンピックを目指していたマラソンランナー「北」。
ひょんな巡り会わせで、この二人は人間魚雷「回天」に乗り組みことになります。

自らが目指してたスポーツの世界で出口の見えない迷路に迷い込み、更に戦争で死んでいくことにどの様に意味を持たせるのか、なかなか自分の中で折り合いがつかず苦悩する日々が描かれています。
人間魚雷「回天」が苦肉の策であり、どの程度の影響力があるのかを冷静に考えると尚更折り合いがつかない状況だったことは想像に難くありません。

恋人「美奈子」にも本当のことを話せず覚悟を決めた並木の心中に思い至り、思わず涙が出ました。

実際に青春の真っ只中、様々な背景を抱えながら散っていった尊い命があり、そこに有ったはずの色々な物語を思わず想像してしまいました。

ただ、読者に暗さや悲壮感は与えません。
これは、スポーツと言う「陽」と戦争と言う「陰」のコントラストを上手く使った横山秀夫の「筆力」なんだと思います。

読み終えて、ふと思ったのですが、現代でも企業の中で、その戦略上、人間魚雷に乗せられている人は数多くいます。
その物語など、企業の存続と共に何も無かったように忘れ去られていきます。
自身の現状に重ね合わせる人もいるのではないでしょうか?

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出口のない海
出口のない海
講談社 [著] 横山 秀夫
ASIN:4062754622 /文庫/351頁
発売日:2006-07-12
ランキング&評価:---位 4.0
価格:¥ 620 [2006-09-03 Amache]
4 - 人間魚雷「回天」の悲劇を後世に伝える
4 - 明るく爽やかな小説に仕上げ
4 - 「同期の桜」は回天特攻隊員の歌だった
4 - 反戦・平和への祈り。横山秀夫の原点を垣間見る
4 - 「回天」をご存知ですか
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